プロフィール

新保友紀子

新保友紀子 - シンボ ユキコ -

佐倉市出身、千葉女子高校を経て、東京芸大声楽科卒業。

芸大在学中に劇団四季ミュージカル「新・裸の王様」に主演する他、「ウェストサイド物語」などに出演。文学座研究所、青年座研究所で演技を学ぶ。

1995年に渡欧し、ウィーン、イタリア、ブリュッセル・コンセルヴァトワールなどで研鑽を積む。

1997年、ブランスのトウ―ルーズ・キャピトル座、ニース・オペラ座のオペラ・ガラ・コンサートにて、世界的バリトン、ホセ・ファンダム氏と共演し、ヨーロッパデビュー。

2002~2003年、バイエリッシェ・カンマーオーパーにてパーセル作曲「ディドとエネアス」のベリンダ役をドイツの21都市で歌う。2002年、フィンランドのタンペレ・オーケストラの定期演奏会にて、グルック作曲「オルフェオとエウリディーチェ」の演奏会形式、アモーレ役。

2003年、リエージュ・オペラ座で「ホフマン物語」のオランピア役を病気の歌手の代役として、急遽歌い、大成功を収める。2003年、オーストリアで「愛の妙薬」のアディーナ役。その他、ベルギーのモザン夏の音楽祭に12回、ブリュッセル・サマー・フェスティヴァルなど、ヨーロッパ各地にてコンサート、フェスティヴァルに多数出演。また、バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイヤ」、モーツアルト「踊れ喜べ幸いなる魂よ」などのオラトリオのソリストも多数つとめ、好評を得る。

2005年より、夫でピアニストのニコラ・ヴァン・ナースと共に日本でもコンサート活動を始める。2007年の「ティアラこうとう」のリサイタルでは、音楽現代誌に「新保の歌の中には、人生は幸せといった雰囲気と表情がみえた。」と評価される。2008年、ブリュッセルにて、夫ニコラ・ヴァン・ナースと共に歌とピアノのリサイタルを開催し、絶賛される。2010年、初CD「金子みすゞ童謡曲集」をリリース。伴奏は、ニコラ・ヴァン・ナース。

これまでの演奏会が、たびたび、ベルギーやフランスのテレビやラジオで放送された他、「清楚な印象」、「真珠のような声」、「確かな演技力」、「生き生きとした表現」などと、ヨーロッパ各誌に高く評価される。二期会会員。